ごうぶーの本日記 
読んだ本を記録するために作りました。 いろいろあったんで、詳しくはご挨拶を。

バガボンド 23

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自分をあざむきつつ生きる又八と、
自分の技に、剣に実直に生きる武蔵と小次郎。

その対称が描かれているのがこの巻。

では印象に残ったところを。

●この男の強さを感じてみたい。
抜きはしない。

強い、一体どれほど。
知りたい。

と思い、剣を抜き殺されてしまう。


ただこの気持ちはなにかを極めたり、極めようとしてる人ならわかってしまうんではないかなぁと思う。

●さっき述べたけど、
負け犬は負けを抱えてそれでも生きていくんだ。
前へ進まなくちゃならねんだよ


っていう又八のセリフ。

この巻は強いものを取り巻く、弱いものたちというのが際立ってる気がする。

●これで、これでもう…
戦わなくて済む
殺し合いの螺旋から俺は降りる

なぜ思い出すんだ今ーーーー


これからの武蔵の変化を匂わすシーン

●刀を究極に美しくあらめるためには、
刀であってはいけないような気がした

言うたじゃろ
ただの言葉だと


じーさんの魂が現れる。

この武蔵が自分の理想を求めて考えてるシーンが自分は結構好きである。
自分もそういうことをよくしてるからだろうか。

●本当の意味で剣こそ己と生きている人は稀。
そういう人は余計な色がつくのを拒む。
ただ己の色を深く濃くしていく

その色は美しい
その人の色

そして私はやはりそんな美の為にのみ研ぎたいのです。


その人の色。
天下無双という言葉ではなく。
色かぁ。
うむ。

●闘う前に疲れちまう。

いい感じで力が抜けている。
やわらかさを意識した記述が前回であったけれど、それが出てる一面。



次巻も楽しみにしとります。
井上さん♪



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